これが就職氷河期でなければ
さっさと転職活動をしていただろうが、
なんせ内定を取るのに苦労した記憶が鮮明だったため、
ブラック労働でもなかなか辞める決心がつかなかった。
結果、休日は極力一人で過ごし、
メンタルの回復に勤しむという、なんともやり切れない、
20代前半の社会人生活だった。
自分のことで精いっぱいで、家族のことなど
とんと顧みず、ただただ一人で生きている感覚だった。

今考えてみると、こうやって人は精神を病んで行くのだと
改めて思った次第である。
唯一、休日でも一人で東京名所をぐるぐる徘徊する気力と
体力が残っていたことだけは救いで、
あちこち回っておけたことは良かったなと思う。


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